シブ大_映画音声解説ゼミ

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9/25 メンバーからのレポート

9月25日の「ベンダ・ビリリ!」の音声解説制作メンバーの吉川さんからのレポートをアップします。
「目で見ない映画鑑賞会」を終えて・・・

酷暑の続いた夏が終わりかけた、去る9月25日、目で見ない映画鑑賞会が渋谷イメージフォーラムで行われました。
目で見ない映画鑑賞会とは、音声解説つきで上映し、視力に障害のある方とそうでない方がともに映画を鑑賞しようというイベントのこと。
上映作品は、「ベンダ・ビリリ もうひとつのキンシャサの奇跡」というコンゴ出身の障がい者ミュージシャンが5年間かけてアルバムをつくり、ヨーロッパで大成功するまでを記録したドキュメンタリー作品です。

自分は本作の音声解説作りをやらせて頂きました。
音声解説についての説明はブログで既に書かれているので繰り返しになりますが、せりふとせりふの隙間(以下、尺と書きます)に挿入する場面説明のことで、視覚障がい者はこの説明をもとに画面をイメージしていくわけです。
7月上旬にミーティングを行い、トータル90分ほどの映画を10人で分担し、音声解説を作成しました。
自分の担当は、ラスト10分弱。ライブシーンが多かったので、正直ほかの人に比べて楽だったかなと感じています。
音声解説作りは初めてではないのですが、長いこと作っておらず、またドキュメンタリー作品は初めてだったので、自分にとって新たな挑戦でした。
先ほど楽だったと書きましたが、10分ほどのシーンに音声解説を作るのに7,8時間かかりました。結構な重労働です。
画面を何度も見て、尺を見つけて何を説明すればよいのかを捕らえて文章にしていく。
簡単そうですが、普段やりなれていないためなかなか前に進まないという時間が続きました。
言葉から映像をイメージするのは比較的簡単です、小説を読む作業と同じですから。でも逆は大変なんですね。改めて体で実感しました。

毎週のように、土曜OR日曜にみんなで集まって検討会を行い、意見を出し合って修正していく。
修正箇所を直して次回の検討会までに完成させる。この繰り返しを、8月末まで行いました。(ひと夏費やしました・・・)
全く意見が出ずにみんなで悩んだ事や、ほんの何秒かのシーンを2時間ぐらい話し合った事もありました。

本作は5年間のプロセスを90分にまとめていますから、とにかく展開が速い、早い。
主軸となる音楽を殺すことなく、コンゴという遠い国の状況説明をさりげなく交えつつも5年にわたる彼らの苦難の道のりを表現する・・・
非常に難しかったです。

で、当日。自分の中では「音声解説をはじめて接する人が、満足してくれて次の作品も見たいと感じてくれば成功かな」と考えていました。
実際、音声解説初体験の方から「大満足」との感想を頂き、作り手としてすごくうれしく思いました。

今回のイベント全体を通して感じたのは、人に見てもらうことの重要性と意見交換の素晴らしさでした。
挑戦して、人と意見交換をして、修正して、もう一度トライする。
この反復が、ものつくりの完成度を高くし作り手を成長させてゆうのだな~と感じました。

流れている自分が作った解説を聞いてみると、もっとやれたんじゃないかという思いもあります。
が、今回はとりあえず満足しています。
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