シブ大_映画音声解説ゼミ

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<シブヤ大学しごと課>×<映画音声解説ゼミ>相乗り授業を終えて

2月18日に<シブヤ大学しごと課>×<映画音声解説ゼミ>の授業として
「自分の仕事を編み直す
~視覚障がいを持つ方の仕事の話を聞いて、自分の仕事について考えてみませんか?~」
が開催されました。

この企画は、しごと課の堀田さんとゼミ代表の松田の雑談から発生した授業でした。
ゼミでも一緒に音声解説の活動をしてくれてるねいろさんの2人斉藤恵子さんと菊地祐子さんに先生として登壇してもらいました。

●参加した理由をお聞きしました
25名程の参加者で、男性4:女性6くらいの割合で、印象としては思ったより男性が
たくさん来てくださってるな、という感じ。企画段階から参加者の参加動機は知りたいよね、
と話しをしていたので、参加者お1人づつ発言をして頂きました。
それぞれ簡単な自己紹介と、参加理由を教えてもらいました。

いま現在の仕事に迷いや悩みがある人、他の人の話しを聞きたい
障がい者と仕事上で関わりを持つ(予定)の人
などなどなんとなく、まんべんなくもあり、いい感じに似通ったモチベーションの方々。

業種はSEさん、ITやらweb関係、損保は複数名いました
職種は営業さんもいればデザイン系、人事、法務などなどバラエティに富んでたのかな、という印象。

●みんな同じなんだな、と知った先輩の言葉
一通りお互いを軽く知った後、2人の先生それぞれのお仕事についてお話ししてもらいました。
まずはノンちゃんこと斉藤恵子さんにお話しをしていただきました。
ノンちゃんは図書館で主に視覚障害者へ録音図書の貸し出し業務を行っています。
転職の末、やりたかった仕事に就いたそうです。

新人の頃、見えないからできないことがたくさんあると感じて落ち込んでいたところ、
先輩に初めの頃は自分も何をしていいか分からなくて落ち込んでたよ、
でも初めはみんな分からないことだらけなんだからこれから覚えていけばいいよ、
と言われて、見える見えないの問題ではなくみんな同じような悩みを抱えて
成長していくんだと励みになったそうです。

★ノンちゃん特有のお仕事道具
読み上げソフトの入っているパソコン
点字メモ

★職場の皆さんの配慮
通路に物をなるべく置かない

★視覚障害の視点で
ちょっとマイナス面
・障害者向けの図書は蚊帳の外に感じることもある
・昇進試験のようなものは諦めた。余暇に朗読劇の劇団に入っていたり、
映画祭実行委員長をやっていたりと忙しいのでそれなりに納得している。

目が不自由でよかった点
町なかで知らない人が声を掛けてお手伝いをしてくれたり、
日々、人の親切に触れることができる楽しみが味わえること


●何も仕事がない時期もありました
続いて最近ご結婚されたばかりの菊地祐子さん
銀行で働いてらっしゃいます。少し視力があります。
就職したばかりの頃は今よりもう少し見えていたがだんだん見えにくくなりました。
ある一日をとても分かりやすく語ってくださいました。
出勤して一番にすることは決められたパソコンの電源をONにすること。
密かに1台1台アメリカ、ブリテン、カナダと名前を付けていて、
用事があってそこのパソコンに行くときはちょっとアメリカに行こう
というように楽しんでいる。

初めについた先輩が、創意工夫ということ言ってくれる方だった。
同期が頑張ってる姿を見て自分の支えにしてきた。何も仕事がない時期、
パソコンの通達事項をぼんやりと眺めて過ごしたことも。
そんな時期が1年半あったが、何ができて何ができないかをはっきり告げて、
仕事の幅を広げていったそうです。
最近では障害を持った同僚とできる部分を補完し合いながら仕事をすることもある。

★菊地さん特有の道具
読み上げソフトの入っているパソコン
拡大器

★視覚障害の視点で
・ちょっとマイナス面
資格試験があるのだが、視覚障害に対する配慮もなく(時間延長など)、
落ちてしまったが、職場側ももういいんじゃない?と(親切心で)言ってくれたが、
期待されてないんだなと思った

・目が不自由でよかった点
ノンちゃんと同じく人の親切にたくさん触れらる。お喋り好きなので楽しい。
多少の埃なんかは見えないから神経質にならなくて済む。

菊地さんもギターを習っていたり、ノンちゃんと同じ劇団で朗読劇を
企画出演したり多才な方です!


●松田より感想と一言
【仕事】をキーワードに集まったので、フラットな場作りができたように思います。
この企画を遂行するにあたって
「目が不自由“なのに”明るく頑張ってる方たちの話しに感動しました」
というような内容にだけはしたくないなーと思いました。
視覚障害だからこその悩みもあれば、女性だからこその悩みもあるし、
ルーティンワークが苦手だからこそ、コミュニケーションが苦手だからこそなどなど、
仕事をする上での根底は同じなんだと共感できるような場になったのでよかったと思います。

一報でやはり、障害者だからきっと困ってることがたくさんあるに違いない
という概念を持ってる方が多いのでは?という印象も残りました。
もちろん悪気なく、です。
それに対して斉藤さんと菊地さんは、
そこに関して即座に答えが出るというほどそこを感じていなかった。
「障害者」というのはやはり社会が作り出している概念のような気がしました。
本人達はありのままの自分を受け入れて、暮らしてらっしゃる。
(一人っ子が「寂しいでしょう。兄弟ほしいでしょう。」と言われても兄弟がいたことないから
比較ができないし、一人っ子で幸せと思っているのと似てるかな・・?違う?)

でも本来は同じ人間として共に働くのが当然の人々を分けてしまって、
その結果受け入れるのが難しくなってしまったのであるのだから、
障害のある人と共に働くことを今の在り方が正しいのかを考えるきっかけにする会社が増えたらな~と、
社員一人一人がどういう風に働きたいかの一部分として考えるようになったら素晴らしいな~と思いました。
視覚障害のある人に便利なものは、晴眼者にとっても便利なはずです。
共用する意識で取り組めばいいことがたくさんあると思います。

私がちょいちょい主観を挟んで発言をしてしまったことを反省しています。
皆さんの考え方の邪魔をしたのではないか、、とちょっと心配です。
忌憚のないご意見などもらえると幸いです。

しごと課
最後に撮った集合写真:真ん中の女性2人が斉藤さんと菊地さん
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